メロディ・ラザカ
多分野で活動するアーティスト · 陶芸家 · 詩人 · 視覚と社会のリサーチャー
私のこと · 歩み · これからの地平
コート・ダジュールで生まれて(とりま?)、私の心も、私の仕事も、ヨーロッパと日本のあいだをいつも行き来しています。私にとって、土も、絵も、詩も、写真も、料理も、きっちり仕切られた別々の部屋やなくて、ひとつの同じ衝動から、地下茎(リゾーム)みたいに伸びる枝なんです——目に見えないものをかたちにして、私たちの傷を、そっと繕いなおすこと。
この探求を、私は三つの「こだわり」のまわりで動かしています。アズールの色への、抑えがたい愛。人とはすこしちがう感じ方で世界を受けとる私にとって、神聖なお守りのような土。そして、マダガスカルの口承の伝統から受け継いだ、みんなで分かち合うケア(おもてなし)。
私の歩み · アリアドネの糸
- 子ども時代と、夢
6歳のころから『おジャ魔女どれみ』の世界にやさしく包まれて、いつか日本に自分の人生を根づかせたい、っていうひそかな願いが、そっと芽生えていきました。その赤い糸が、まず2011年、私を神戸へと連れて行ってくれたんです。
- まなざし · 2016年
大阪大学で、写真を通して、芸術としてのかたちが初めて結晶した瞬間。
- 戦略と、文化機関 · 2020–2022年
京都で、文化のエンジニアリングにどっぷり。京都のアンスティチュ・フランセ日本で広報を担いながら、ニュイ・ブランシュやパリ祭といった大きなイベントを動かして、ラグジュアリーメゾン、アーティスト、35を超える主要な機関のあいだに、しっかりとした橋をかけてきました。
- 物質 · 2023–2024年
もういちど身体にかえりたい、っていう抑えがたい思い。意匠研(多治見)で、高度な技術の陶芸に取り組んだ研究の一年。
- いま · 2026年
片足は南仏に、もう片足は世界に。自分の造形の仕事と、異文化のコンサルティングのあいだで時間を分けながら、記憶を、生のままの物質へと翻訳しています。
これからの地平 · 2026–2027
アート・レジデンシーを探しています · 海外のレジデンシーや、アトリエでのコラボレーションを受け付けています(2026–2027)。
これからの研究の季節を、海外のアート・レジデンシーと、大きなスケールのキュレーション・プロジェクトに捧げます。軸は、ふたつ。
- 生きたアーカイブ: 生の土と、発光するような釉薬を通して、集団の火が消えていくときに残る、感情の澱(おり)をすくいとること(もののあはれ)。
- ソーシャル・アーキテクチャー: ヨーロッパと日本のあいだで、ケアのポリティクスを問いなおすための、料理と関係性のパフォーマンスをつくること。